タイムプラス撮影とは?
iphone6とiphone6 Plusでタイムプラス撮影が出来るようになったということが注目になっていますが、そもそもタイムプラス撮影とはどんなものかがわからない人もいると思いますので、まとめておきましょう。
タイムプラス動画と言われているのは、長い時間をかけて撮った動画を、短い時間にぐっと圧縮して作られる動画です。
それは早回しとは違うの?と思うかもしれませんが、正確には作るときにかなり工夫して作らないと出来ないものなのですね。
CMやニュースなどで見たことがあるかもしれませんが、1日の雲の動きや夜の間の星の動きなどを、とてもキレイにアニメーションのように流す映像がありますよね。
一定の感覚でシャッターを切り、一連の画像そのものを素材に見立てて、それで動画を作るというのがその基本で、知っている人は古い「フィルム撮影」の技法を思い浮かべてもらえば近いと思います。
動画といっても写真の連続ですね。
タイムプラス動画を作るために必要な素材は、インターバル撮影や、シャッタースピードを固定して撮りつづける連写機能が必要です。
カメラマンたちは、外付けのタイマーなどをカメラに取り付けて、動画の素材となる撮影を行っていたわけですね。
解像度が非常に高くなければいけませんし、ブレや間隔のズレは許されませんから、とても手間のかかる撮影方でした。
それでも、優雅に流れる雲の流れなどの映像はとても雄大で、見ていて癒やされますよね。
ところで今回のiphone6やiphone6 Plusは、このタイムプラス撮影がいとも簡単に出来てしまうということなのです。
しかも再生する時には、何の特別なアプリケーションも必要なくそのままタイムプラス動画に出来るというのですから、ちょっとオドロキですよね。
世界中の動画投稿者にとっては、是非欲しかった機能ではないでしょうか。
これからの動画サイトがまた一段と賑やかになりそうです。
特別に手間をかけて趣味の動画を作る人でなくても、子どもの成長の記録や旅行などのイベントなどをタイムプラス動画にしておくと、とても良い想い出になりそうですね。